基本方針
1.患者さんと一緒に治していく
病気には原因があります。その原因は様々ですが、その一因は必ず患者さん本人にあります。
その原因を見直して、治していこうという意欲や行動がなければ、いくら医師が薬を処方しようが、情報を伝えても治りにくいのです。
2.バランスが大切
今の世の中でこの治療法がいい、これはだめだ、とたくさんの情報がとびかっています。不安を掻き立てる情報もたくさんあります。自然治癒力を引き出すことはとても大切で、薬に頼りすぎないことも大切ですが、必要な時には薬や西洋的な治療もしないといけません。
また、逆に薬にだけ頼りすぎて、薬さえ飲んでおけば治るとの思い込みもよくありません。1番に書いたように、自分で生活習慣を変えたり、考え方を変えようとすることが薬の効果をあげてくれたり、徐々に薬を減らしたりすることができるのです。薬には必ず副作用があります。
しかし、副作用よりも効果が見込まれるときには短期間でも使って、苦しみを軽減し、回復力を早めることもできるのです。何事もバランスが大切なのです、不安に感じたら質問してください。そして、一緒にあなたにとってどのバランスがいいのか考えましょう。
3.依存しすぎない
病院の先生、西洋薬、サプリメント、一つの治療法などどれかに、異常に固執したり、依存しすぎたりしないようにしましょう。何よりも自分の意思や直観、そして、自分に本当にあっているか、いろんなことを試してみることも大切です。
1つですべて治ることは慢性的な病気である場合難しいです。
4.あせらないこと
自分の治癒力を引き出して、根本的に治すには、その病気にかかっただけ時間はかかるものです。急に悪くなったものでも、それまでの病気になるだけの基礎があるはずです。
あせることなく時間をかけてゆっくり治していきましょう。
5.どんなものでも考え方、食事、生活習慣は大切
どの治療法を選ぼうと、考え方を見直したり、正しい食習慣や運動や規則正しく睡眠をとるなどは必ず必要ですし、大切です。できない、できないというのではなく、1つでも工夫して、自分の生活スタイルにあった健康的な生活をこころがけましょう。
6.いつでも治療の中断を申し出て構いません
当院は自分で治していきたい、根本的に治りたい方のお手伝いを精一杯していくところです。患者さんが当院の治療をやめたいとおっしゃらないかぎり診させていただくつもりです。しかし、治療方針が合わなければいつでも治療の中断を申し出ても構いません。次回の予約をとらずに帰られてかまいません。しかし、予約をされた方はかならずキャンセルのお電話を早めにしてください。一人に時間をゆっくりとっております。ご了承ください。